専門用語のご説明
ギルフォード理論
アメリカの心理学者ギルフォード博士は、人間の知能を構成する要素を「知能構造モデル」、またそれぞれのつながりを「問題解決モデル」として提唱しました。そしてその発達の順序性もモデル化されました。日本の教育学者伏見猛弥教授は、人間の知能の構成要素とつながりが分かっているのであれば、そのそれぞれを幼少期から刺激することで知能の発達を促せるのではないかと考え、昭和40年に英才教育研究所を設立。翌41年からギルフォードの知能構造モデルに基づく幼児教育を始められました。昭和48年生まれのライトスタッフ代表太田勝久は、4歳から9歳までこの知能開発を自ら経験し、平成9年からは指導者として携わっています。
髄鞘化現象(ずいしょうかげんしょう)
~ 知能の構造は9歳までに決まります ~
脳が刺激を受けると、受けた部分に回線が作られます。例えば、「図形の分類を記憶する」配線、「概念の関係を評価する」回線などです。これらは9~10歳頃には膜で覆われてしまい、その時点で完成している配線が固定化されます。だから、この時期までにできるだけバランスよくたくさんの配線を作っておく必要があるのです。
9歳のカベ
~ あたってからでは遅すぎる ~
小学校3年生ぐらいから急に学校の勉強内容が理解できなくなること、と言われています。しかしこれは急に9歳からできなくなるのではなく、この頃から論理性や抽象思考を要求される課題が増えてくるため、その部分の回路ができていなかったことが露呈する現象なのです。
知能の転移
~ 得意分野の能力を不得意分野へ ~
お子様が苦手を克服する場合、苦手なものばかりを反復練習するとかえって逆効果になることがあります。しかし、苦手分野にすぐ隣接する知能の分野に得意なものがあれば、そちらをさらに伸ばすことによって知らない間に苦手分野も自動的に改善されて行くのです。
知能テスト
~ 日常生活改善のヒントに ~
単なるIQの高低だけではなく、テストの傾向から普段の生活習慣やあそびの傾向もうかがえます。保護者の方が何気なくかけられている言葉が知能の発達に大きく影響しますので、テスト結果を踏まえての面談で教室とご家庭一緒になって環境を整えていく材料になります。
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